大口径の双眼鏡とは、一般的には対物レンズが70ミリ以上の双眼鏡のことをいいます。
このクラスにもなると、小口径や中口径の双眼鏡に比べると対象物が非常に明るく見えるので、時には天体観測などにも用いられます。
とはいっても、せいぜい高い倍率でも50倍から100倍程度の倍率しかないので、200倍以上もあるような倍率の天体望遠鏡とは比べ物にはならないでしょうね。

もちろん、天体よりも通常の地上にある対象物を見る場合には、十分な倍率といえるでしょうね。
おまけに、倍率が高いのとレンズが70ミリ以上もあるような双眼鏡の場合、相当な重量にもなるので、ブレ防止や長時間観測をするためには三脚は必須となってくるでしょうね。
次に、小口径や中口径、あるいは大口径の双眼鏡のそれぞれの特徴についてですが、小口径や中口径の双眼鏡の場合、大口径の双眼鏡に比べると小型なので、持ち運びには便利でしょうね。

ただし、対物レンズが小さい分だけ暗く感じるかもしれません。
一方、大口径の双眼鏡にもなると、雨が降っていて空が曇っている時、あるいは夜の空などを観察する際にも、比較的明るく見えるというメリットがあります。
ただし、上述したこととダブってしまうかもしれませんが、三脚を使わないと当然手ぶれ現象も顕著に表れるし、重いということもあって長時間の観察には向かないでしょうね。

それから通販サイトなどには、50倍とか100倍相当の高倍率の双眼鏡が、わずか1万円程度の価格で販売されているのをよく見かけます。
こうした倍率が高い双眼鏡にもなると一見、遠くのものが近くに見えるということで、ついつい買ってしまうという方もいらっしゃるかもしれませんね。
ところが、そんなに高倍率になると視界が暗くなったり、視界が狭くなってしまうというデメリットが伴うことをまず知る必要があります。

従って、天体の観測には向かないでしょうね。
高倍率で天体の観測をしたいという場合であれば、やはり天体望遠鏡をお勧めします。
一般的には大口径の双眼鏡の場合においても、バードウオッチングなど通常の観察をする際には10倍～20倍相当の倍率の双眼鏡がいいでしょうね。

ところで、弊社では大口径の双眼鏡を高額で買い取りさせていただいております。
以前買ったけれど、ほとんど使っていないという方や買い替えを検討しているという方は、ぜひとも弊社にご相談下さい。
皆様からのご連絡を心からお待ち申し上げております。

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